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「トリゴニア砂岩」化石採集場について
体験上の注意(必読)

 御所浦層群江の口層は、主に御所浦島の東部から南部にかけて分布しています。 島の南部に位置する採石場跡地には、浅い海にすんでいた貝化石を多く含む江の口層が見られます。 化石採集場の岩石は、この採石場跡地から運搬してきたものです。
 化石は、
二枚貝が多く見られ、稀にアンモナイトも含まれます。 中でも、二枚貝の「トリゴニア(三角貝)」の仲間が特徴的です。 トリゴニアは、1920年代から現在に至るまで様々な報告や研究が行われており、御所浦を代表する貝化石です。 他にも、パキタエルス(モシオガイの仲間)やククレア(ヌノメアカガイの仲間)のほか、御所浦の名前にちなんだゴショライア(ユウカゲハマグリの仲間)も多く見られます。

御所浦層群の「トリゴニア砂岩」に見られる主な化石





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