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「すべらない砂甲子園」熊本県代表に「黒崎海岸の砂鉄」が選出!

2021/07/11(日)
JAMSTEC創立50周年記念イベント「すべらない砂甲子園」に白亜紀資料館から「黒崎海岸の砂鉄」でエントリー。見事、代表の50“砂”のうちの熊本県代表に選出されました。大会は7月17日より開幕し、試合の様子はYouTube専用チャンネルより配信されます。

黒崎海岸の砂」について
熊本県代表となったこの砂は、およそ9万年前の阿蘇の大噴火による火砕流堆積物である溶結凝灰岩に由来する砂鉄です。御所浦の周辺の海底にもこの堆積物があるとされています。阿蘇から90km以上も離れた天草にも到達したすさまじい火砕流ですが、石材としては「御領石」や「灰石」と呼ばれ、天草では昔より石碑や石垣などによく利用されています。黒崎海岸ではこの岩石が侵食され、含まれていた砂鉄が波の淘汰作用によって砂浜の岸辺に寄せ集まっていると考えられます。
ちなみに、阿蘇の溶結凝灰岩は、日本地質学会が2016年に選定した熊本県の「県の石」と しても指定されています。

すべらない砂甲子園のYouTube専用チャンネルのトーナメント抽選の様子は

(大会の詳細は、JAMSTEC公式HPをご覧ください。)
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